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2024年7月2日

SuMPO環境ラベルプログラム事務局

【2024/6/27開催 SuMPO EPD 検証機関向け説明会】説明会資料・アーカイブ動画について ※QAを追加しました

SuMPO EPD 検証機関向け説明会
説明会資料およびアーカイブ動画について


  一般社団法人サステナブル経営推進機構(東京都千代田区、代表理事:壁谷武久、以下、「SuMPO(さんぽ)」という)は、日本で唯一ISO14025に準拠しEPD(Environmental Product Declaration)プログラムを運営しています。

 SuMPO EPDは2024年度、認証機関等の組織によるEPD検証の実施も可能な枠組みに変わります。

 このため、EPDの検証機関としての登録方法、第三者検証済みのLCAデータとして国内外の様々なシーンで活用が進むEPDの最新動向等をご説明する、検証機関向けの説明会を開催いたしました。

 既にカーボンフットプリント等、製品レベルでの環境情報の検証のご実績が豊富な機関の方々はもちろん、これからLCA等の領域での検証サービスをご検討中の機関の方々も、是非本説明会資料およびアーカイブ動画をご覧ください。


■説明会資料・アーカイブ動画お申込みフォーム

フォームよりお申込みいただきますと、資料ダウンロード用およびアーカイブ動画(You Tube)視聴用のURLを送信します。

URL : https://ws.formzu.net/fgen/S50583739/


■Q&A ※2024年8月9日更新

Q1. ISO 14025規格の将来的なJIS規格化予定の有無と、JIS化された際のJIS認証機関と本制度による登録機関の関係はどのようになるのでしょうか。

A1. ISO 14025:2006はJIS Q 14025:2008として既にJIS規格化されております。なお、現在ISO 14025は改訂が行われておりますが、改訂完了後のJIS規格への反映については、当方では把握しておりません。また、本制度における検証機関は、本プログラムが準拠するISO14025で定める検証を行う機関という位置付けであり、JIS規格への適合等に関する認証を行うJIS認証機関とは異なります。

Q2. PCRの検証は、検証機関が行うのでしょうか。

A2. 検証機関が検証する対象は、LCA算定とEPD(開示情報)です。なお、LCA算定とEPD作成は全てPCRに則り実施されますが、PCRそのものの国際規格等への適合性や妥当性等の評価は、PCRレビューパネルと呼ばれる3名のLCA専門家によって実施されます。本ご説明会でご紹介した検証機関は、PCRレビューパネルとは異なる位置づけです。

Q3. 検証機関が検証を行う場合、検証料金は自由に設定できるとのことでした。検証料金の相場はどれくらいでしょうか。

A3.検証機関が自由に検証料金を設定できる仕組みですので、検証に係る工数等に応じて柔軟にご設定ください。なお、本プログラムに登録の個人証員(機関ではない)が検証を行う場合の検証料金は、以下URLからご確認いただけます。
https://ecoleaf-label.jp/contents/epd/join/

Q4. 検証機関に属する「検証員」とは別に、「システム認証審査員」についての言及がありました。検証員とシステム認証審査員の違いを教えてください。

A4. 検証員は、各LCA算定及びEPDに対し、検証を実施する者です。一方の「システム認証審査員」は、本プログラムにおけるEPDシステム認証*と呼ばれる枠組みにおいて、主にマネジメントシステムを審査する者を指します。本ご説明会は、主に各LCA・EPDに対する検証に関してご紹介しております。
* EPDシステム認証とは、本プログラムにおいて「LCA算定と EPD作成、および検証の仕組み(EPDシステム)」を「EPD取得事業者の内部に構築」し、構築された「社内システムそのものを認証」する仕組みです。EPDシステム認証は、事業者がEPDを取得するために必須ではありませんが、EPDシステム認証を受けたEPD取得事業者は、各LCA・EPDに対する外部人員(検証機関)による検証を受けずに個々のEPDを取得することが可能です。なお、証員とシステム認証審査員は、登録要件も異なります。詳細については、GPI Annex Bをご覧ください。

検証機関は、EPDシステム認証も実施できるのでしょうか。

A5. LCA・EPDの検証を行う「検証機関」と、EPDシステムの認証を行う「EPDシステム認証機関」は、別の位置づけです*。LCA・EPDに対する検証を行うことができるのは「検証機関」であり、当該機関に所属する「検証員」が検証を実施します。他方、EPDシステム認証を行うことができるのは「EPDシステム認証機関」のみであり、当該機関に所属する「システム認証審査員」が審査を実施します。
* 検証機関とシステム認証機関に対する要件は異なりますが、いずれの要求事項も満たし登録に必要なプロセスを経た場合、同一組織が「検証機関」と「EPDシステム認証機関」のどちらにも登録することは可能です。

Q6. 「検証機関」及び「EPDシステム認証機関」登録・維持に係る費用について教えてください。また、現在登録されている機関数を教えてください。

A6. 「検証機関」としての本プログラムへの登録・維持費用の200,000円/年(税抜)、登録・更新時の審査料、及びプログラム使用料が発生します。審査料は、検討中であり、現時点では未定です。プログラム使用料は、本プログラムに関連して検証機関が得た売上の10%に当たります。2024年6月時点では、登録済みの検証機関は0社です(検証機関の制度は2024年6月に開始したものです)。また、「EPDシステム認証機関」においては、検証機関と同じく「登録・維持(200,000円/年)+ 審査料(料金未定) + プログラム使用料(売上の10%)」です。2024年6月時点では、登録済みのEPDシステム認証機関は2社です。

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