SuMPO EPD Japan
SuMPO環境ラベルプログラムのSuMPO EPDは、一般社団法人サステナブル経営推進機構(通称:SuMPO)が国際規格ISO14025に準拠し運営・管理を行うEPD(Environmental Product Declaration)プログラムです。SuMPO EPDは、EPDプログラムとして世界で2番目に長い歴史を持ち、2002年にエコリーフ環境ラベルとして始動して以来20年以上の運営実績を持ちます。
EPDは、国際規格に則り世界各国の運営機関が管理・運営しており、企業と企業間や企業と消費者間における製品の環境情報のコミュニケーションを、世界共通の透明性高い手法により促進する枠組みです。カーボンニュートラルをはじめとする持続可能な社会の構築のために、透明性の高い環境情報は不可欠であり、世界各国でEPDの活用が進められています。
SuMPO EPDは、あらゆる製品・サービスを対象とする情報開示の枠組みであり、製造拠点、仕向け先等に関わらず世界中の事業者が加盟可能なEPDプログラムです。
SuMPO EPDでは、製品のライフサイクル全体 (Cradle to Grave) を対象とした評価はもちろん、製品ライフサイクルの上流のみ (Cradle to Gate) のみを切り出した評価・情報開示も可能です。サプライチェーン上流の素材サプライヤーから最終製品セットメーカー、使用済み製品の回収事業者、さらには商社まで、いかなる事業者も自社の製品・サービスの透明性高い環境情報開示にSuMPO EPDをご活用いただけます。
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ISO14040及び14044に基づくLCA(Life cycle assessment)手法を用い、科学的手法から地球温暖化影響 (カーボンフットプリント) をはじめとする多角的な製品環境影響を評価します。
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製品環境情報の公平性担保のため、製品群ごとに製品特性を踏まえたLCA算定共通ルールを策定します。製品群ごとの共通算定ルールはISO14025及びISO/TS14027に則り策定され、PCR (プロダクトカテゴリールール)としてSuMPO EPDによって管理されます。
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PCRに基づいたLCA算定に対し、第三者検証を実施しその妥当性を確認し、情報の信ぴょう性を高めます。
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秘匿情報を除く算定結果の一部は、ISO14025に準拠し、情報の受け手の適切な解釈に必要な情報と併せてSuMPO EPDウェブサイト上に開示されます。これにより、製品環境情報の適切なコミュニケーションを促進します。
SuMPO EPDは以下の国際規格に基づき、信頼性・透明性を確保した算定およびプログラムの運営を実施しています。